Kyoto Knot X 美し山の草木舎
季節の手仕事~よもぎ編~
皆さん、こんにちは!10連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私たちは桜の時期から10連休まで繁忙時期として、怒涛の1ヶ月間でしたが、大型連休を終えてすっかりその忙しさも落ち着きました。
そんな中、先日当宿での野草を使ったワークショップが無事終了しましたので、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
講師としてお迎えしたのは、お馴染みの美し山の草木舎さん。
前回のハーブボール作りとビワの葉のワークショップに引き続き、季節に応じて野草を使ったワークショップをシリーズ化しようということになり、今後も一緒に企画をお手伝いさせてもらうことになりました。
今回はよもぎ編パート1、よもぎ染めです。
午前の部:よもぎ染め
実は私たち夫婦のどちらとも、よもぎ染めはおろか草木染めの工程を見たこともなければ、体験したこともありませんでした。
今回うちの宿でその工程を見届けられるなんて!初の試みで嬉しかったです。
また、前回と同様たくさんの参加者が集まって下さりました。
草木舎さんと共に企画・運営をし、場所を提供させて頂けて大変ありがたいですし、今後も企画が楽しみです!
さて、よもぎ染めの部について少しですが、ご紹介させて頂きたいと思います。
本来はもう少し時間がかかる草木染めを、ぐっと濃縮した今回の手仕事。
1ラウンド目の染め液は草木舎さんが既にご用意して下さっておりました。
まず、染め液に布を浸し、温度を調節しながら布を泳がせます。
同時進行で2ラウンド目の染め液を作りながら、浸した布たちを1ラウンド目の液の中で冷まします。
その間、媒染液を用意するのですが、私たちは初めて媒染ということを知りました。
媒染とは銅やミョウバン等を使って色を布に定着させるそうです。
今回は市販の銅の媒染液を使用。これを水に混ぜるとほんの少し青みがかかっています。
先ほど冷ましていた布を一度水洗いし、媒染液に広げて浸します。
15分ほど浸してから水洗いし、2ラウンド目に用意していた染め液に浸し1ラウンド目の工程を繰り返し行います。
その後は十分に染め液の中で冷まし、ご参加者の皆様には布を取り出しお持ち帰り頂きました。ご自宅で水洗いの後中性洗剤で手洗いしたものを陰干ししたら出来上がりです。
今回は皆様にスカーフを染めて頂いたのですが、皆様のスカーフがどんな出来上がりになったかが楽しみですね!
取り出した時には見本のスカーフよりも鮮やかに色が出ておりました。
是非完成形を見てみたいなあ。
今回はよもぎ染めに挑戦しましたが、草木舎さんではよもぎの他、日本茜やビワの葉でも染色をされているようなので、こちらも楽しみにされていてください!
当宿でもまた挑戦できればと思います。
では、次回は午後の部についてレポートしたいと思います。
それでは次回もお楽しみに~!
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