どんな柿渋を塗装しようかとあれこれと考えている時に、ふと岐阜県で柿渋を制作している知人のことを思い出した。

岐阜県山県市に住んでいる彼は、地元をこよなく愛し、地元の特産品である伊自良(いじら)柿で柿渋作りに挑戦している。そんな彼にさっそくコンタクトを取ると、

「ぜんぜん使ってくださいー。」

と返ってきたので、休みの日に岐阜県山県市に直行!

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↑左から濃茶・黄・赤・柿渋

柿渋と弁柄のサンプルをいただき、柿渋➕弁柄の試し塗りをしてみることに。弁柄塗りの基本は、塗った後に、天日で乾燥させ色を発色させる。その発色具合を見ながら2度、3度と上塗りをしていく。つまり、初めから弁柄を濃く混ぜるのではなく、薄く弁柄を混ぜて塗装し、塗り重ねることで好みの色にしていくのだ。

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↑上から柿渋・黄・赤・濃茶

弁柄は酸化鉄なので、柿渋とはうまく混ざらない。そこで、刷毛で塗るたびごとによく混ぜなければ塗りむらができてしまう。塗装後、乾燥する前にウェスで擦り付けるように拭き取っていく。そうすることで、木目がきれいに浮かび上がってくるのだ。

完成までに根気と、何より天候に左右されるので、市販の塗料の方がはるかに手間はかからないだろう。でも、できる限りオリジナルに近づけたいという思いがそれに勝ってしまうからこそ挑戦してみたいと思う。柿渋を提供してくれた知人の思いも、Kyoto Knotに塗りこめれたらと思いながら、次回は本番です!

 

 

 


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