野草の会in キョウトノット

皆さん、こんにちは!
ここ京都は最近少しずつ暖かくなって、春の到来はすぐそこのように感じられます。
さて、今回は前回投稿しましたブログでお知らせしました
野草ハーブボール作りとビワの葉お手当体験ワークショップの様子をご紹介したいと思います。
今回のような野草を使った企画は、当宿では初めてでしたのでどうなるのか不安もありましたが、一緒に運営して頂いた皆様のおかげで、無事満員御礼で終了することができました。

当日の様子

普段は宿泊施設として運営しているこの町家ですが、当日はワークショップ会場と化しました。
今回一緒にコラボレーションさせて頂いた、美山の草木舎さんの商品も並び、いつもとは違った雰囲気です。
(草木舎さんについては前回のブログをご覧ください。)

準備をしていると、すぐに参加者の皆様が当宿に到着。
まずは、大寒の頃収穫されたビワの葉を使って、ビワの葉チンキ作りに取り掛かりました。

ビワの葉療法でも知られているようですが、ビワの葉には、疲れや冷え、肩こり等様々なストレスを抱える現代の私たちにとって、とても嬉しい効果がたくさんあるそうです。
また、生のビワの葉にはコンニャク湿布等と合わせて、関節又は筋肉のトラブルや、生理痛などにも広く使用されているそう。
今回はドライのビワの葉を使用して、チンキを作りました。
ビワの葉をカットし、米リカーに浸します。
ビワの葉を浸して間もないころは透明の液体ですが、すぐに茶色の液体へと変化していきます。
3ヶ月ほどたまに瓶を振りつつ置いておくことで、ビワの葉チンキが完成します。
出来上がったチンキは様々な用途がありますが、草木舎さんのお勧めは、
スキンケア用ローション・虫よけスプレーにしたり、軽い火傷の際に塗り薬にすることだそうです。
使い道が広がって今から楽しみですね!

チンキを仕込んだ後は、お待ちかねのハーブボール作り。
ハーブボールとは、タイのマッサージでよく使用されるもので、タイに行かれた方は見たことがあるのではないでしょうか?
よくあるハーブボールはもちろんタイの生ハーブが布に詰められています。
これを蒸してマッサージに使いますが、もちろんセルフケアでのマッサージも気持ち良いのですよ!
ただ、タイのハーブは日本では手に入りにくく、薬事法のこともあり持ち帰るのが難しいのです。
そこで、日本では日本のハーブを。ということで今回は様々な野草をブレンドしてハーブボールを作りました。
本来は蒸し器で温めますが、日々のセルフケアがテーマですので、今回は玄米を取り入れて電子レンジでの温めが可能な物に挑戦。

寒い日に体を温めるのに使っても良し、コリやハリのある部分にあてても良し。
私も家で使用していますが、じんわりとあたたまり、血行が良くなってくるのを実感しました。

ハーブボール作成後は、ご希望の方に当宿2階洋室にて生のビワの葉とハーブボールを当てながらのマッサージをお試し頂きました。

とっても和やかな雰囲気で、たくさんの方たちに楽しんでもらえていたようです。
お越し頂いた皆様、ありがとうございます!
そして、既に次回の企画も草木舎さんとの打ち合わせで決定しております。
本業の宿泊業ももちろんですが、屋号の通り皆様と京都の魅力を繋げるような活動を発信していきたいと微力ながら思っています。

次回からは一日野草の会として季節に合った野草手仕事を草木舎さんと共に企画しております。
告知はFacebook及びこちらのブログでさせて頂きますので、
楽しみにしていてくださいね!

Kyoto Knot

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